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札幌在住。2010年3月生まれの息子との暮らし、好きなもの、日々のことを書いてます。ととのった住まい、女子力アップ、時間の使い方について日々模索中.
by yasuyoleob
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流氷レポート③~流氷編~

おはようございます!流氷レポート(という名の紋別旅行記)、まだまだ続きます。
3回目は、いよいよ流氷について。

日本で唯一流氷がくるオホーツク海。
流氷を砕く大きなドリルで突き進むガリンコ号Ⅱは、砕かれた流氷と海水が織りなす神秘的な色彩や、砕かれた流氷が船体から浮き上がってくる迫力満点のクルーズで、乗った人だけが目にし、体験できる不思議で魅力あふれる世界を楽しむことができます。
また、夏は、フィッシングクルーズを行っています。

さて、話は土曜日に戻ります。昼食をとりに出かけ、再びガリンコ号ステーションへ。
「流氷見られないの…?」とガッカリしつつも、「せっかく来たんだし」ということでガリンコ号Ⅱへ乗船。
あ、チケットは事前予約制で、大人1人3000円。流氷帯が見られないとのことで、割引後2500円で購入できました。
割と団体客も多く、搭乗までの時間、長い長い行列に並びました。

15:00に出発。風は冷たいものの、真っ青な空が広がっていました。
「流氷が見られないから、せめて天気がよくてよかったよ。」
「流氷も見られず天気も悪かったら、ただ荒れた冬の寒い海に出るだけだもんね~。」などと会話。
そして、約45分のクルーズが始まりました。

ニュースで「流氷着岸」といっていたので、岸が流氷で埋め尽くされている、と思いきや。
岸側には、流氷はありません。天気が良すぎても、暖かすぎてもダメなのだそうです。
「ホントに流氷ないね…(^^;)」と言いながら、船の窓から海面を眺めます。

すると、少しの流氷のかけらが流れてくるではありませんか!
乗船客の皆さん、窓の外へとカメラを向け始め、私も撮影開始。




割と最初のほうで目にしたのがこちら。
流氷レポート③~流氷編~_a0117493_8205346.jpg

大分溶けて薄くなり、小さく分かれてバラバラになっています。
「やっぱり暖かいとダメなんだね~」と、妙に納得。
流氷が薄くなったり、小さくなるのは、温暖化の影響もあるようです。「流氷は地球の体温計」という表現をどこかで目にしましたが、まさしくその通りだと思います。

オンシーズンだと、もっと厚く大きな塊のような流氷の中をガリンコ号Ⅱが進む、まさしく神秘的な情景を拝めるようですが…う~ん、残念。
流氷が厚いと、その上にいるアザラシなんかを見られるそうですが、こんなに薄いと生物が上に乗るのは無理。残念ながら、アザラシを見ることはできませんでした。
その代わり、カモメが近くを飛び回っている姿を見ることはできました。

船に留まっているカモメ。オブジェのように違和感がないですね(笑)
流氷レポート③~流氷編~_a0117493_8291255.jpg


その後も、これほど薄くはない、白い小さな流氷が点々と流れる海の中を進みます。
少し大きな流氷の塊をガリンコ号のドリルで引っ張り、砕いたりもしてくれました。
(その様子は、昨日の流氷レポート②で画像をご紹介しています)

そしてクルーズが終わり、岸に近づいた頃。乗り場とは反対側に少しだけ残っていた流氷を発見!!
流氷レポート③~流氷編~_a0117493_834119.jpg

こちらが、今回撮影した中で一番メディアのイメージに近い、流氷の姿です。
奥にコンクリートの建造物があるのが、イメージとはちょっと離れた印象を与えてしまいますが。
本当は、この白い流氷が海一面に広がる様子を見たかったなぁ…。

実は、出発の前、夫が上司にこんなことを言われていました。
「あれ(流氷)も生き物みたいなモンだからなぁ。見られる時もあれば見られない時もあるし、大きい塊もあれば、小さく砕けてバラバラの時もあるし。」
…その言葉をしみじみと感じたクルーズでした。
「自分が訪れるときがベストシーズンであってほしい、願わくば週末にあたってほしい」なんて人間のワガママは、自然には通用しないんだなぁとつくづく思いました(笑)

さて、画像を楽しみにしてくださった皆様、ガッカリしたかな…?これが現実でしたよ(^^;)
流氷レポート、まだ何回か続きます。もう少しお付き合いを…。
読んでくださって、ありがとうございました(*^_^*)

by yasuyoleob | 2009-03-02 08:51 | 旅行/帰省
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