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What a wonderful day !


札幌在住。2010年3月生まれの息子との暮らし、好きなもの、日々のことを書いてます。ととのった住まい、女子力アップ、時間の使い方について日々模索中.
by yasuyoleob
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『男の子のしつけに悩んだら読む本』

※長いので、興味のある方のみどうぞ。
男の子の育児本ではありますが、性別問わず参考になると思うので、
見出しを抜粋して書きました&私の思うことも少し(笑)

9月にママ友達のお宅で見かけて、帰りに即ゲットした(笑)育児本。
『男の子のしつけに悩んだら読む本』_a0117493_1602832.jpg

『男の子のしつけに悩んだら読む本』
著:原坂一郎氏、すばる舎刊

元保育士(男性)の著者が綴る、男の子育児のポイントが書かれています。
男の子とは、
動くものが好き
冒険的なことが好き
自分の操作で物が動いたり音が出たりするのが好き
何でも触って確かめたい、構造や仕組みを確かめたい
「したい」と思ったらせずにはいられない、後先考えない
強い物が好き、自分が一番になりたがる
荒っぽいこと・破壊的なことが好き
ふざけること・品のないことが好き
汚いことを汚いと思わない、気にしない
一人でも平気、おたく傾向がある

…と、大体こんな傾向があるそうです。
(後半のほうは、もっと大きくなってから出現するのかな~?)


なぜ自分がこんなにも息子の行動にイラッとするのか。
私は心の狭い・ヒステリックな・母親失格だろうか?
…と思ったこともありましたが(大げさ?笑)
女性が気になる・イライラすることの大半は、
男性は気にならないものなのだと、改めて教わりました。
自分に↑みたいな特徴がないから、息子の行動が理解できなかったんだ!と。
だから、同じことをしても、私はがっつりと叱るのに、
パパは全然叱ったりしない(同性だから気にならない)…ということも多々(;´▽`A``
男の子は、こんなに小さい頃からもう「男性」なんだな、
そう受け止められただけでも大きな収穫です。

一人目が男の子で二人目が女の子のママは、
「女の子ってこんなにラクだったんだぁ」と実感するそう。
逆の一人目が女の子で二人目が男の子のママは、
「うわ!なにこれ。上の子はこんなことなかったのに~」と思うそう。
「何でもすぐに触らない」「後先考えずにしたいと思ったら一直線」…みたいな、
男の子の特徴がないだけで、本当に女の子は落ち着いて見えます(笑)
これは、女の子を育てるのがラクということではなく、
同じ大変さでも、男の子は大変さの種類も程度も全然違います…とのこと。
友人はどちらのパターンもいますが、
皆そう感じているのかな~?(笑)

**********


以下、本の目次の見出しを参考までに載せますね。
見出しだけでも、結構参考になります(笑)

<男の子がのびのび育つ「しつけない」しつけ>
①「10回言って改まったらラッキー」と思う
②しないときに叱るより、したときに褒める
③叩かない
④させたいことは、具体的な言葉で伝える
⑤普通の声で叱る
⑥「罰予告式」で言うことを聞かせようとしない
⑦1日30回、子どもを笑顔にする


①ちょっと誤解しがちですが…「しつけ=言ってすぐできる(やめる)」ではないそう!
「しつけ」とは「教えて、最終的にできるようになる」こと。
2~3回は言い続けたうちに入らない。
少なくても10回、多ければ100回。
いつかは「できる(やめる)」ようになればいいのです。

②「褒める」のは、自然にやっていました。
して当たり前のことでも。多分褒めすぎ?ってくらい(笑)
子どもは褒められたことは繰り返す癖があるそう。

③⑥叩いたり「罰予告式(〇〇しないと××するよ)」は、
その場での即効性や脅して子どもを従わせることなので、
本当の意味で行動が改まることはないそう。
もう少し大きくなって言うことを聞かなくなったら…罰予告式になりそうですよね(^^;)
肝に銘じようと思います(笑)

この罰予告式では子どもの行動が変わらない。
「片付けないなら、もう連れて行かない」ではなく、
「片づけたら、一緒にお外に行こう」
いかに子どもを「自分から進んでやろう」という気持ちにさせるかが、
しつけがうまくいくかどうかの分かれ目
なのです。

④「何してるの!」では何も伝わっていない。
大人はよく「5W」を使いがちだけど、子どもは言葉通りに受け取る。
いつまで起きてるの」→「もう寝なさい」
どこ行くの」→「戻っておいで」
なにしているの」→「早く片付けなさい」
どうしてそんなことするの」→「それはしたらダメよ」
子どもは的確な指示を与えられたら、案外素直にその通りに動くもの。
0歳の子でも、理由を添えて教えてあげること。

言葉は子どもの頭の中に蓄積される。
「くつ!」などの単語だけのフレーズも、子どもには理解しにくい指示。
「くつ!」→「くつをちゃんとはきなさい」

⑤「今、この続きを抱っこして、あるいは手をつないで叱れるか」
YESなら冷静、NOなら感情的になっている。


<親が5%変わるだけで、子どもは50%変わる!>
お母さんのほんの少しの変化で、子どもは大きく変わります!
「あきらめる」と、子どもにもっとやさしくなれます
文句はふた言目にいうと、子どもは素直に聞きます
「あなたが大好き」を伝えると、子どもは安心します
好奇心を10秒満たしてあげると、子どもは落ち着きます
小さな望みをたくさんかなえると、子どもは幸せになります
母親ほど、子供のことを考えている人はいない
この3つさえあれば、子育ては必ずうまくいきます!
→愛情ある関わり、人としての常識、たくさんの笑顔
子どもはお母さんの笑顔をいつも待っている


まだ寝ているだけの赤ちゃんだから、
「しゃべれない」「歩けない」と「認めて(受け入れて)」いても、
年齢が大きくなり、歩いたり話せるようになり…
できることが増えるにつれ、ママのイライラも増えていきます。
あきらめること、受け入れることとは、
一人なら歩いて5分で行けるスーパーも、子どもと一緒のときは、
5分で行くことをあきらめ、10分以上かかると認めるようなことなのです。
それができるお母さんには笑顔が増えます。子どもにも、自分自身にも。


「もうっ!」は相手を認めていないときに出やすい言葉。
自分を認めてもらった子どもは、その人の言うことを聞く耳を持ちやすくなる。
最初に「もうっ!」と言わないクセをつけてみる。
最初に子どもを認める言葉をかけ、文句や苦情はその後に。

それを習慣にするだけで、子どもは本当に変わってきます。

とくに男の子は好奇心が旺盛なので、なんでもすぐに触ったり、
どこかへ行ったりします。
子どもの希望したことは、わがままや人に迷惑をかけることでない限り、
少~しかなえてあげるだけで、子どもの様子は本当にウソのように変わっていきます。

「ジュースおかわり」と言ったら、何もコップ一杯入れる必要はありません。
「ご飯が食べられなくなるから、これだけね」と少し注いであげればいいのです。
「おかわりなし」と「少しでも入れてくれた」では、子どもの満足度が違います。


<「男の子がいる楽しさ」はこれだ!>
男の子は、知らなかった世界を見せてくれる
男の子は、いくつになっても甘えん坊
男の子は、母親にとってやっぱり「かわいい」
これから先の、男の子の成長の楽しみ
お父さんと男同士、楽しく遊んでもらおう


<子育てがラク~になる、ちょっとした考え方>
子育てにプラス思考を
実際にそれが起こってから悩む
何が起きても「なんでもないこと」だと思う
すべて自分の都合のいいように考える
悩みは「人ごと」にすると、いい解決策が見つかる
迷ったときは、どちらを選んでも大正解!
「一番の願いはかなっている!」ことに感謝
「ないもの探し」をせず「あるもの満足」を
子どもが小さいうちは、見逃していい瞬間はない


「心配ごと」というのは、9割方自分で心の中に勝手に起こしているもの。
「実際に起こってから悩もう」「起こったものだけを考えよう」
と思うだけで、一気に苦労は10分の1になります。

子どもが床に牛乳をこぼしても「なんでもないこと」と思えれば、
さっさと気持ちを切り替えて拭いて終わり。
子どもが部屋を汚したら「掃除をするいい機会」と思えばいい。

どちらがいいか迷ったときは、どちらを選んでも大正解です。
「選んだ後、それを後悔しないこと」が大切なのです。
これまでも、あなたが選んだものは、いつも全部正解だったのです。


子どもが生まれた直後のことを思い出してください。
「この子が、健康で明るくすくすく元気に育ちますように」
…が一番の望みだったと思います。
この一番の願いは、実はかなっているのです
かなっているからこそ今、子どもは廊下を走り、
少々汚い言葉かもしれないけど、しっかりしゃべることができ、
好き嫌いを言いながらも一人で食事をすることができているのです。
一番の願いをかなえてくれた神様に感謝!
すくすく育ってくれた子どもに感謝!です。

お母さんは、とくに男の子には「ないもの探し」をしやすいもの。
でもこどもはお母さんやお父さんに足りないところがあっても気にせず、
いいところばかり見ています。

だから、お母さんもお父さんも大好きです。
「ないもの探し」をせず、いつも「あるもの満足」の生き方をしているからです。
大人は「ないもの探し」がクセになっています。
「あるもの満足」。それは、言葉を変えれば、
「本当は今、自分が幸せなのに気づく」ことです。

我が子に対してもぜひ「あるもの満足」の目を投げかけてほしい。
それだけで、たくさんの感謝の気持ちと笑顔がやってくるはずです。

**********

いかがでしょう?
男の子ならではの特色と、それを受け入れられていなかった自分。
そのギャップにドキッとしました~。
安易に「ダメ」と言ったり、頭ごなしに叱ってしまったり。
息子が「ママ見て~」と何かのサインを発していたのを、見逃していたのかも。
そう思って反省したことや、なるほど~と目からウロコが落ちたり。
私にとっては、とっても発見のある、ためになる一冊でした。
時々読み返そうと思います。

また長くなってしまいました(>_<)
でも、この本は男の子の育児に限らず、
とってもいいことがたくさんたくさん書かれています。
いろいろご紹介したくて、また簡潔にまとめ切れない力不足な私…(笑)

こちらは男の子の育児本ですが、こちらの原坂さんの著書。
「天才脳を…」という昨今のブームと違い、
子どもの心や特徴(行動やら心理)に寄り添いながらも、
大人の取りがちな行動などを解説してくれ、読みやすい内容だと思います。
女の子のママさんにも、機会があれば読んでみていただきたいです。
男の子の育児本以外にも著書が何冊もあるみたいですよ~!

毎度ながら、長くなって本当にすみません(^^;)
読んでくださった皆様の心にも、何か残れば幸いです。
読んでくださって、ありがとうございました(*^_^*)

by yasuyoleob | 2011-11-05 21:25 | こども
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